2007年 01月 21日
司馬遼太郎記念館
大阪生まれの司馬遼太郎の自宅その物が展示品で、その隣接する敷地に安藤忠雄設計のモダンなコンクリート打ちっぱなしの記念館という、どうかすると不思議な組み合わせ。 だけど、ずっとそこにあったような落ち着き感は、さすが設計の妙ってとこでしょうか。
記念館の中には、自筆の原稿や軽いデッサンが数点あるものの、ここの売りはこの記念館の空間そのもの。所有してた4万とか5万冊とか言われる膨大な本。記念館ではその膨大な本を地下から吹き抜けの天井まで伸びる本棚で表現。 見上げたその壮大さに思わず出るため息が、すべてのような気がします。
不思議な記念館だけど、とっても司馬遼太郎に合ってる気がします。
椅子に座って、天井眺めて思ったのはね、ここで文庫本一冊読んじゃおうかなぁってこと。
ほんと良い空間です。 大阪の観光スポットとして、ほんとお勧めします。
P.S 展示されてる、「21世紀に生きる君たちへ」って、文章は感動物。